真空パックをすることで水分・酸素が遮断され長期保存性は数段アップ、また化粧箱はフィルムで締め付けられることで形状が保持され、圧縮強度も数段アップ、保管時の段積み数を増やせ、備蓄品保管スペースも余裕が生まれます。
　また、保管場所が洪水や津波などで浸水した場合も内容物は水から守られ、すぐに使用できる利点があります。洪水などで外部に流れでた場合でも水が引いたときに回収して使用できます。
　真空パック天面には持ち手が施され運び易くなっています。

　特許出願済　特願2019-134416号

　耐水試験9日間クリア後、耐水試験品および、比較のため弊社同シリーズの「100回セット（緑）」「100回セットB（オレンジ）」の３点を公的機関にて圧縮強度試験を実施。圧縮強度試験の結果、コンパクトイレ100回Cは1箱で120kgの重さに堪えられるという結果が得られました。
フィルムパックが強度アップに繋がった事は一目瞭然です。また形状もほぼ保たれ、他２点とは違い試験後もフタを閉める事もできましたので、再保管も可能です。
　試験結果の通り圧縮強度が高いため段積みに強く、備蓄の際に積み重ねる事ができるので省スペース化が計れます。

動画は水没試験9日間の様子から、公的機関での圧縮強度試験の模様です。
※圧縮強度試験の様子は2分53秒頃から

４箱を完全に水没させ、上に重りを乗せた状態で10日間耐圧・耐水試験を行い10日目に取り出し検品をした所、箱内に水の浸入もなく、内容物も完品状態でした。 　保管場所が浸水したり備蓄品が流出したりしても、使用できる可能性が高いのも本製品のポイントの一つです。
　令和元年10月11日から水没＆耐荷重テストを継続中です。※テストは終了しました。
　画像またはこちらをクリックすると、経過がご覧頂けます。（別窓で開きます）
　水没試験は9日とし、その後は公的機関に持ち込み圧縮試験を行います。　結果は公開させていただきます。
※コンパクトイレ100回Bの箱で試験をしておりますが、箱の性能には変わりはございません

　底面のサイズが横24cm、縦17.8cmとA4用紙はもとより、B5用紙（25.7×18.2cm）よりも小さいコンパクトサイズ。スペースが広がる為、より多くの品が備蓄できます。

　セット内容の抗菌・消臭収納袋（白）は、配合された無機系抗菌・消臭剤が排泄物の三大悪臭を吸収・除去することで、消臭・抗菌力を発揮します。
　また排泄物に散布された坑菌・凝固剤との相乗効果で保管時の悪臭をおさえ細菌の増殖を抑制することで、避難所生活の環境配慮・感染症対策につながります。

感染対策を目的に、新たに開発されたNEW抗菌性・消臭性凝固剤をセット。

NEW抗菌性・消臭性凝固剤の主なポイントは以下となります。
① 5菌種で抗菌効果を確認
② ウイルス不活性化効果を確認
③ 消臭効果が3ヶ月程度持続
④ 皮膚刺激及び経口毒性なし
⑤ 通常保管10年の品質保証

それぞれ官・民、研究機関によって試験を実施し、研究機関の証明データ保持しております。NEW抗菌性・消臭性凝固剤について詳しくはこちらのページをご覧ください。

　災害に備え防災用品などを備蓄していても、いざと言う時に備蓄品の使用期限が切れていては意味がありません。
　そんなことのないよう、コンパクトイレ100回Bは10年間の長期保存ができるので安心です。

　セット内容の処理袋（黒）は、地球環境に優しい再生LLD-ポリエチレンで作られています。
収納された内容物（排泄物）が見えないように黒色着色していますが、その濃さは既存袋よりかなり黒く、ライトにかざしても透けて見えません。
厚さは30ミクロン、強度、収納スペース、重量とのバランスが取れていています。

処理袋仕様に対する考え方
凝固剤の成分である吸水ゲルは紫外線に弱く、日光下に放置すると離水する傾向があります。
濃色・厚さ30μで製作、紫外線を大幅カット、ベランダや屋外集積所に置かれた処理物の吸水ゲルを離水から守ります。